クラスのコンストラクタ

外部クラスから該当のクラスを使い、オブジェクトを作るための手段として、コンストラクタというのが必要となる。
クラスからオブジェクトを作れるために、そのクラスの中に、コンストラクタと呼ばれる特殊なメソッドを書く必要がある。

■ コンストラクタのルール

1. メソッドの名前はクラス名と同じである事。
2. アクセス制限はpublicである事。
3. 返却値のタイプの指定が無い事。

//example
public Color(int r,int g,int b){
  red = r;
  green = g;
  blue = b;
}

• コンストラクタは、外部クラスのオブジェクトを作るために呼ばれるためpublicにします。
• 返値のないメソッドにはvoidを付けるのが普通ですが、コンストラクタには付けません。

■コンストラクタとデータとメソッドを使ったサンプルクラス

//example
public class Color{
  // データ
  int red;
  int green;
  int blue;

  // コンストラクタ
  public Color{
    red = green = blue = 255;

  // コンストラクタ
  public Color(int r, int g, int b){
    red = r;
    green = g;
    blue = b;
  }

  //メソッド
  void setRgb(int r, int g, int b){
    red = r;
    green = g;
    blue = b;
  }
}

■上記Colorクラスを外部から呼び出す。

 // japaneseColor1という名前のColorオブジェクトを使うことを宣言。
 // japaneseColor1はColorタイプの変数。
 Color japaneseColor1;
 // 藍色のColorオブジェクトを作る。
 japaneseColor1 = new Color(43,75,101);
 
 // 黄色のColorオブジェクトを作る。
 japaneseColor1.setRgb(255,255,0);